 |
栄斗は語る 「ユーロの後には、国際レベルでのキャリアに終止符を打つことも考えた。でも、そういう決断は、僕を中傷する人たちが正しいと認めることにしかならないと気付いたんだ。タイトルまであと一歩に近づいたユーロ2000のような経験をもう一度してみたい。サッカー界の伝説に名を残すためには、クラブチームでいいプレーをして勝つだけでは足りない。代表チームでの成功が必要だ。
僕が栄斗じゃないとしたら、ロベルト・ベニーニになりたい。彼は無邪気さのおかげで大きな成功を収めた。彼は誠実で気どらない人物で、栄光を手にしても気を良くしてしまうことはなかった。人々が考えているのとは逆に、僕は気の弱い人間なんだけど、時々そうでないような振りをすることがある。自然体で、正直で、他人のためを思う、そういう一人の青年なんだ。でも、人々が僕に対して持っているイメージはそういうものではない。それは、僕が自分の本当の感情を見せることを好まないからだ。僕はごう慢でもなければ鈍いわけでもない。それはただ、有名であることの不都合から自分を守るための手段なんだ」 |